網膜剥離との付き合い方

網膜剥離になってしまった恐怖と、そんな目との付き合い方のブログです。

網膜剥離の手術は怖いです

網膜剥離の手術はかなりの恐怖を伴います

なんせ、目ん玉の中をいじくられるわけですから。

基本的には手術にならないように、日ごろから自分の目と付き合ってください。

 

手術する恐怖

車いすに乗せられて手術室に向かいます。

手術室に入る前にベッドがある部屋があり、そこに寝て点滴を打たれます。

手術準備室と名付けます。

ここで打たれたものは麻酔ではなく、ビタミン剤のようなものでした。

安定剤って言ってたかな。

手術は基本的には局所麻酔です。

だから声や感触は伝わってきます。痛みはないですけど。

この時点では麻酔は打たれません。

全身麻酔はやはり危険が伴うのでしょう。

後日聞いた話によると、近所のおばさんが目の手術をすることになったのですが、局所麻酔で行おうとしたところ、怖くなってしまって震えが止まらなくなり、全身麻酔にしたそうです。

待つこと20分ほど。

「手術室に移動しますね」

ついにきました。

ベッドに寝たまま、隣の手術室に向かいます。

ああ、VIP待遇だわあ。

なんて思う余裕なんてありません。

この時点でめちゃくちゃ緊張しています。

ぼくは人生で初手術です。

手術室も入ったことがなく、テレビで知る世界だけでした。

そこにはテレビと同じような光景が広がっていました。

「ベッド移しますからね」

と言われ、

救命病棟のドラマのように、

「1,2,3」

と手術台に移動されました。

 もうだめだ。。。気持ちとしてはそんな感じです。

仰向けのぼくの顔に布が置かれます。

その布は片目の部分だけに穴が開いています。

ぼくの左目だけが光を受けている状態です。

「点眼麻酔しますね。」

目薬をさされます。

これは全然痛くありません

ちょっと待ち、いよいよ麻酔を打たれます。

「麻酔を打ちますね。チクッとするかもですけど、ちょっと我慢してください。」

ぼくは極度の近視と、視野欠損のためほとんど見えません。ぼやぼや。

ただ明るく見えるだけ。

そこに突如針が近づいてくるのが見えたのです。

そりゃ麻酔を打つから当然なのですが、その針が、針の先を見せびらかすようにぼくの目に近づいてきます。

チクッという痛みとともに、麻酔が入っていくのがわかります。

ちゅーっと何かを入れられてる感じ。麻酔薬なんですけど。

あ、痛い!

これ結構苦痛です。

感覚としては歯医者での麻酔を打たれる感じと同じで、かなり苦痛です。

苦手な人が多い痛みだと思います。

実際は眼球に打たれているわけではなくて、まぶたと目の下あたりに打たれているはずです。

6か所ぐらい刺されます。

痛いのと恐怖とで、身体が硬直するのがわかります。

歯医者で手をぎゅーっと握ってしまうアレです。

え?しません?

早く終わってくれと願うばかり。

そういえば、さっきからBGMが流れています。

入った時から流れていたのかな。

「あらたさんは、何か聴きたい曲はありますか?」

え?曲?

「いや、とくには」

「じゃあ、なんでもいいかな?じゃあこのままAKBでいい?」

あ、これAKBだったんだ!

聞き覚えが確かにあります。

今ではわかりませんけど、当時は全盛期だったんじゃないでしょうか。

AKBが流れている手術室で、AKBが好きであろう先生に手術を受ける。

いろんな意味で、緊張しまっせ。